覚えるだけの勉強より「考える力」
丸暗記はもう古い!考える力を引き出そう
勉強には暗記がつきものと思っていませんか。確かに覚えることも勉強には必要なことですが、本当に正しく理解する為には学んだことの理屈をわかっていなければなりません。効率の良い勉強法は、学校で学んだことを「理解」し、頭の中で「整理」した後に正しく「記憶」することです。このように学習して更に復習する習慣を付ければ、丸暗記に頼ることなく勉強することができます。
また、色々なことに疑問をもつことが大切です。学校で学んだことでも、テレビや遊びで学んだことでも、疑問を持ち自分で調べて得た知識はすぐに身に付きます。そして自分で得た知識を自分の言葉で誰かに説明できるようになると知識として定着し子どもの理解力が養われます。
子どもは2歳~6歳位の年齢になると「これはなぜ?」と色々なことに興味を持ち始めます。面倒がらずにきちんと教えるようにすることで子どもが自発的に考える力が身に付きます。
子ども一人一人に合った勉強法
子どもはそれぞれに個性があります。子どもの個性に合った勉強法で勉強すれば子どもの成績はアップします。
記憶の仕方について「見て覚えるのが得意」「聞いて覚えるのが得意」「体を動かしながら覚えるのが得意」という3つのタイプに分けることができます。
見ることが得意なタイプの子どもは黒板に板書したものや教科書を見て覚えることが得意です。図やイラストの多い本の方が理解が深まりやすいです。
聞いて覚えることが得意なタイプの子どもの場合、語呂に合わせて歌にしてしまったり、リスニング教材で勉強することが向いています。
体を動かしながら覚えるのが得意というタイプの子どもの場合、机にじっと座って勉強するよりも、学習内容をゲームにしたり、体験型の学習施設に行ったり、クイズ形式で質問して答えさせる等の勉強方法が合っています。