子どもの自立を奪ってしまう親の行動

子どもの自主性を枯らす親のNG行動

子どもの考えを先回りしてあれこれ口出ししたくなることもありますが、親のそんな行動は、子どもが考える機会を減らしているかもしれません。子どもが自発的に考えて、たとえ失敗してしまうことがあったとしてもそれは子どもの人生にとって大切な経験です。
また他の子どもと比べてしまい「なぜうちの子はできないんだろう」と心配になったり、その気持ちを子どもにぶつけて叱ってしまわないようにしましょう。比べるときは自分自身の幼少期と比べて「お母さんの子ども時代よりもすごい」と褒めてあげると子どもは喜んで更にやる気を出してくれるようになるでしょう。
その他に、「お手伝いしてくれたらお菓子買ってあげる」などとご褒美をもらうためだけに頑張ることが習慣になってしまうとやる気は高まるものの、その場しのぎであり長続きはしません。
これらは親がやってしまいがちな行動ではありますが子どもの自主性を育てるために見守ることが大切です。

勉強しなさい!は禁句

勉強が苦手で親に言われてしぶしぶしているというお子さんも多いかも知れません。しかし、あまり「勉強しなさい」と言ってしまうと逆効果となってしまうことがあります。どうすれば自発的に勉強をすることができるのでしょうか。

まず子どもに、勉強は嫌なことでも辛いことでも無く楽しいことだという事を覚えさせましょう。未就学児であれば遊びながら言葉を覚えたり、知育玩具を使ったりしながら「勉強が楽しい」と感じるようになれば学びの習慣を身につけることができます。そして新しく何かを覚えたときなどは「すごいね!」と子どもを褒めることで「自分は勉強ができる」という自信を持ち勉強することが好きになります。
親は子どもに勉強を強制するのではなく、子どもが自発的に勉強する環境づくりをサポートしていきましょう。


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